のこぎり
2006年 04月 11日
針穴の厚みで変化が出ます。もちろん大きさもでも出ますが、厚みで周辺光量の落しを増やしたり、フレアーの出方が変わったりするようです。
薄ければ、周辺光量が落ちず、隅々まで光が流れ込みやすいです。(もちろん画角にもよりますが)
私のこの写真のように丸いフレアーが出るのは針穴の周辺に厚みがある事、針穴が真円に近い事、などの条件が重なって出るようです(あくまでも推測ですけど)。
もちろん、フレアーが出るのは好きです。私は逆光で撮るのも好きだし。
ただ、出るたびにこうやって丸く出るのは、数枚で飽きてしまいます。
この効果が良い方になっても、悪い方になっても、何となくイメージとしていつも同じって感じがしちゃうのです。
もう1台のHOLGAが出すフレアーは出方がいつも違うのでそれが面白いと感じます。
でも、せっかく丸くフレアーが出る針穴が作れたのでこれはこれで、活用しようと思ってます。
あののこぎりは、クレス・オルデンバーグというアメリカのアーティストの作品で、「問題解決のプロセス」というタイトルだかテーマだかなのだそうです。
のこぎりの作品ように身近なものを巨大化したり、本来柔らかい素材でできているものを固い素材で作ったり、逆に固いものを柔らかい素材で作ったりする、という作風の人で、巨大オブジェシリーズはのこぎりの他にもいくつか作品があって、世界のいろんな都市に飾られているらしいですよ。私も見てみたいと思ってるんですが、のこぎり以外は見たことないんですよね…
へぇ〜、そうなんですね。ありがとうございます。
問題解決のプロセスかぁ。
解決のために切る…?違うか(苦笑)。
他の作品も見てみたいですね〜。
特に柔らかい物を固い素材で作るって、どんなだろうか。
綿を鉄板で作るとか?