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展示や掲載など



【受賞歴等】

2004年 アサヒカメラ・ファーストステップ入選多数、
     ファーストステップ修了として「一夜物語」が展示
2005年 アサヒカメラ・組写真で複数回入選

2006年~2009年 国画会に入選

2008年 国画会 国展にて新人賞受賞(「悠久の想い」

2005年 日本針穴写真協会設立(立ち上げメンバーとして参加。現在東京支部長)


【ワークショップ・掲載・出演等】

2005年9月 オルネドフォイユにて『ハリアナ ノ ススメ』展に参加
       店舗内でワークショップ
2006年11月 雑誌『カメラ日和』イベント 『笑顔とクルマの写真展』銀座日産ショールームでの
         ワークショップ『カンタン針穴カメラ講座』
2004年5・6月号『Phat Photo』に掲載
2005年8・9月号 学研『四季の写真』に掲載
2006年9月号 徳間書店『Goods Press』に掲載
2006年 マーブルトロン『ハッピーカメラ読本vol2. ハッピーHOLGA』に参加(購入はこちら
2006年4月号『写真工業』にピンホールブレンダーの記事を掲載
2007年 産経新聞に掲載
2007年 日本カメラ『PINHOLE写真術』に参加(購入はこちら
2008年 玄光社『カメラライフ』vol.1のCL PEPLEに掲載
2009年8月号 『フォトコン』の「我流〜コンテストの鉄則〜」に掲載
2010年〜2011年 玄光社『カメラライフ』vol 5~vol8に「針穴写真をはじめよう」を連載
(バックナンバー購入はこちら
2011年 玄光社『カメラライフ』vol.11に「針鉄の旅〜晩夏の日本海を訪ねて」掲載
2009年〜2012年 玄光社『カメラライフ』vol.4〜vol.12に
             「ジャケ写買いはビンゴ!写真と音楽のイコール関係」を執筆連載
2011年1月号 『アサヒカメラ』の「YOUR STAGE」に「針鉄の旅」掲載
2011年3月11日号 講談社『週刊現代3月9日号』に「針鉄の旅」6ページ掲載
2011年 原みどり『夜明け』ジャケット写真担当(購入はこちらから)

2005年12月 NHK『おはよう日本』の「まちかど情報室」に出演
2005年 TV東京『ワールドビジネスサテライト』
2014年11月 NHK Eテレ『NHK俳句』(兼題:青写真)に出演

2015年11月文化放送『福井謙二のグッモニ』に出演。
Chris KeeneyのHPに掲載(Chris keeney →遠藤志岐子 を探してください。)


【個展・グループ展等】

2005年6月 日本針穴写真協会設立記念『水の流れる町で~その1~』
         @京都:GALLERY SPACE ○△□
2006年8月 日本針穴写真協会会員展に参加
2007年8月 日本針穴写真協会会員展に参加
2007年9月 『針穴魂 第1回 針穴写真展』(中村一夫・大手久美・遠藤志岐子)
         @Roonee 247 photography
2008年2月 『水の流れる町で~その2~
         @銀座:ギャラリー松林
2008年4月 『ピンホールカメラ展 ACRU Pinhole Photograph Exhibition
        (大場典子・てんちゃ・ちぇぶ・遠藤志岐子)@大阪:Acru
2008年4月 『日本針穴写真協会理事六人展 ししくまなみ
        (xiao_shan・松嶋真・大手久美・水英雄・中崎直美・遠藤志岐子)
        @写真弘社フォトアート銀座ギャラリー
2008年8月 日本針穴写真協会会員展に参加
2008年9月 『針穴魂 第2回 針穴写真展~たそがれ』(中村一夫・遠藤志岐子)
         @Roonee 247 photography
2008年10月 グループ展『針穴写真とは』(上野道弘・水英雄・大手久美・松嶋真他)@高崎哲学堂
2009年8月 日本針穴写真協会会員展に参加
2009年9月 『針穴魂 第3回 針穴写真展~AQUA』(中村一夫・遠藤志岐子)
        @Roonee 247 photography
2009年12月 『和風スタンディングバー 壌にて展示
2010年5月 『Tokyo Pinhole Today』
        (つじもとよしこ・弦間佐和子・磯井理恵子・大木靖子・中村一夫・遠藤志岐子)
         @Roonee 247 photography
2010年7月 大西みつぐさん主催 深川フォトセッション『水の流れる町で~その3~
         @深川番所ギャラリー
2010年8月 日本針穴写真協会会員展に参加
2010年9月 『針穴魂 第4回 針穴写真展~Botanical Garden
         (大場典子・中村一夫・遠藤志岐子)@Roonee 247 photography
2011年8月 日本針穴写真協会会員展に参加
2011年9月 『針穴魂 第5回 針穴写真展~私の中の東京』(中村一夫・遠藤志岐子)
         @Roonee 247 photography
2012年8月 日本針穴写真協会会員展に参加
2013年8月 日本針穴写真協会会員展に参加
2014年7月 創作ピンホールカメラとその写真展11に参加
2014年8月 日本針穴写真協会会員展に参加
2014年11月 写真アート TOKYO 2014に参加
2015年8月 日本針穴写真協会会員展に参加
2015年9月 創作ピンホールカメラとその写真展12に参加
2015年10月 写真アート TOKYO 2015に参加
2015年11月 第一回はりけん研究発表展に参加
2016年4月〜5月 やわらかな光、ゆるやかな時間〜ピンホール写真展 @調布市文化センター(エドワード・レビンソン ・大木靖子 )
by hariana_no_kokoro | 2005-01-08 12:58 | プロフィール | Trackback | Comments(0)

針穴写真に出会うまで。

遠藤志岐子(えんどうしきこ)
1967年1月2日生まれ・・・・干支が替わるのは節分らしいので片足羊に突っ込んだ丙午。
2001年ごろから針穴写真(またはピンホール写真)を撮り始める。


きっかけは友人との会話。
「石川賢治さんの『月光浴』って好きな写真だな~」
「どこが好きなの?」
「あの波が白く泡みたいになってるところ」
「自分でもやればいいじゃん」
「でも、レンズとかよく分かんないし」
「長時間露光すればあんな感じになるよ」
「意味、分かんないし」
「簡単にやるなら、ピンホールかな」
「ピンホール???」

友人が良かったのは、それ以上説明をしてくれなかったところ。
気になった私は図書館で(当時はネットはそれほどメジャーじゃなかったので)調べた。
でも、空き缶に穴を開けて、印画紙とかいう紙を自分で現像をしなくちゃならないらしい。
うーん、気になるけど、無理かなぁ。
と、忘れかけたころにその友人が

「ポラロイドからピンホールカメラのキットが出てるよ」

ふーんと思ったけど、特に探さなかったのに
偶然、通りかかった有楽町のビックカメラのカメラ売り場で見つけた!
セピアのが撮れるキットがあって、それにした。
いまでも、何故これをこの時に買う気になったのかはさっぱりわからない。
なんだか導かれるように手に取り、レジに向かっていた。

いつもなら買ってきてもしばらく放置・・・なのだが、買ってきたその日に組み立てた。
翌日、近所の橋の上で撮ってみた。
セピアをチョイスした。
その一枚目を見た瞬間、本当にストン、と恋に落ちた気分だった。
別に撮れた写真が良かったとかすごかったわけじゃなく、
自分の中の欠けている一部にピチッとしたパーツがカチンと音を立てて
はまり込んでしまったような、そんな感覚。

それからは信じられないような早起きをしたりして、ポラロイドをガンガン消費していく。


秋口に札幌と小樽に旅行に行った時も抱えていき、
雨女を発揮してずっと雨、または初雪状態の中で外箱がぐだぐだになった。


そのうち、ポラロイドの独特の色がなんとなく嫌になり、
このでかさが嫌になり、紙箱なので雨に弱いことが嫌になり、
引き伸ばしたり、何枚もプリントできないことが嫌になり、
なんとかできないものかと、またいろいろ調べ始めた。


まず最初に、プラモデルカメラを購入。
単純にレンズの部分にピンホールをつければいいんじゃない?というレベルで改造。
35mmのフィルムに写っていたのは、真っ黒なコマの中心に丸い画像のみ。
意味が全く分からない(苦笑)。
ピンホールが小さいのか?・・・不正解!
ピンホールを開けている時間が短いの?・・・不正解!
さっぱり原因がわからない。


この時、フィルムを現像してくれた写真屋さん「ワタベカメラ」のご兄弟が
現像を見て「これ、なにやったの?」と聞いてくれたんだけど
その時は特に会話もせず帰ってきてた。
でも何となく気になったので、その現像を持って「これ、何でしょう?」と質問した。
ワタベカメラ兄に「カメラ、見せて」と言われ
プラモデルカメラを差し出して、「実は、ピンホールに改造したんだけど」と説明をした。
あっさりと「絞りがあるから絞りのサイズしか写らないんだよね」と言われた。
今なら「あっさりと言われた」とわかるのだけど、その時は「絞り・・・???」ですよ。
私の疑問だらけの顔を見たワタベカメラ兄が「分解してもいい?」というので手渡す。
レンズとシャッターの説明をしつつ、絞りについても教えてもらい、
「というわけで、この丸いのは絞りの大きさなんだよね」と結果がすっきり。
その先、どう改造するかは、私次第になった。


この時に初めて絞りというのが存在すると知り、
もっと簡単に改造できるものはないかと調べ始めた。
軽くて、できたらプラスチックで、普通に売ってるフィルムが使えて、改造が簡単で、と探すと
ホルガにたどり着いた。
ようやく個人がHPをなんとか作って公開をし始めたころだった。
偶然、そのホルガをピンホールに改造しているHPを見つけた。
ホルガを買いにアオヤマブックセンターに行った。
買ってきてすぐに開けて、いきなりレンズを切り外した。
すごく簡単だった。
初めて自分で作ったピンホールをつけてみた。
(プラモデルのはポラロイドのキットに予備でついていたのを使ってた)

しかし、ブローニというフィルムをどうやってセットすればいいのかわからない。
こんなフィルム、見たことがない。
悩んで、結局またワタベカメラへ。
針穴カメラになったホルガを見て、ワタベカメラさんたちは「おもしろい、おもしろい」と喜んでくれた。
フィルムをセットしてもらって、ワタベカメラ周辺で試し撮り。
露光時間は適当。しかも雨が降っていた。
とりあえず、写るか写らないかだけでもいいから知りたかった。
6x6で撮ったので12枚撮りきってワタベカメラに現像に出す。
その日中には出来上がってるので夕方まで仕事した。


同時プリントされた、初めて見る正方形の写真。
雨降りの木々のある公園と木のベンチと紫陽花が、写っていた。
そのなんともいえない佇まいと風合いを見て、本気の恋に落ちたと思った。


何枚かは露光時間不足で真っ暗だったり、逆に過多で真っ白だったりしたので
ワタベカメラさんに「もったいなくても自分で思った露光時間の半分と倍の合計3枚を撮る」
と教わった。
「それを積み重ねていくことで、適正な露光時間がわかるようになるから」とも言われた。
露光時間の考え方、倍々で計算することも初めて知った。


その針穴カメラになったホルガは、今の「はりほるちゃん」である。
三脚穴をつけたり、スライドシャッターにしたりはしたが、基本は最初のまんま。
針穴もその時に作った最初のひとつ目だ。
このカメラを今でも一番信用している。
by hariana_no_kokoro | 2001-01-10 14:05 | プロフィール | Trackback | Comments(0)


HOLGAの針穴改造がうまくいったので、これとポラロイドを抱えてハワイへ。

単純に友達との旅行だったのだが、どうしてもハワイで撮ってみたかった。

HOLGAは試し撮りを1本しただけで持っていったので恐る恐る使い、

メインはポラロイドだった。

帰って来て、ワタベカメラさんに現像を出したらハワイと針穴写真って相性がいいんだと思った。

その中の一枚、ホテルの部屋のテラスから朝になったばかりの空と海を撮ったものが

自分ではものすごく気にいった。

どうしても誰かに見てもらいたいと思い、本屋へ行った。

その時、なんでそう思ったのかはわからないのだけど、

とにかく何かカメラ雑誌に投稿してみようと思ったからだった。

カメラ雑誌というと、アサヒカメラと日本カメラしか知らない私はその2つを手に取ってみた。

どちらも「月例コンテスト」というのがあって、毎月募集していた。

たまたまアサヒカメラの締め切りが近かったので、アサヒカメラを購入し

ワタベカメラさんに持ち込んだ。

ワタベカメラさんは応募の規定を読んで、それに合うようにプリントしてくれた。

裏にはる応募票の書き方や貼り方も教えてくれて、「楽しみだな」と言ってくれた。



それから数週間後、家に1通の往復はがきが届いた。

アサヒカメラからだった。

ハワイの針穴写真が、ファーストステップ部門に入選した連絡だった。

びっくりした!

カメラのことも、写真のことも、アサヒカメラがどういう性質の雑誌なのか、

月例コンテストがどういうものなのか、とにかく全く何の知識もなかった。

たんに、誰かに見てもらいたいという気持ちしかなかった。

初めての写真で、しかも針穴写真で、自分が作った針穴で撮った写真が、

初めての投稿で入選した!

往復はがきには、詳しいカメラの情報や、選者に質問などを書く欄があって

丁寧に書いて投函した。



ワタベカメラさんに報告したら「すごいな、すごいな」と喜んでくれた。

そして、月例コンテストには毎月応募することが大事だと教えてくれた。

毎月応募しようと思う、自分で思える写真を撮り続けること、

それが上達にも繋がるし、意識の変化にも繋がると、教えてくれた。



なので、それからはとにかく撮った。撮りまくった。

そして、現像をワタベカメラさんに出し、たくさんのダメだしをもらい、

構図のこと、露光時間のこと、ものの見方、正方形の考え方、

自分が好きなものと、コンテストに向いているものなど、

とにかくたくさん話を聞いて、教えてもらって、

毎月アサヒカメラのファーストステップに投稿した。

何度も入選や特選をもらった。

選者の言葉がものすごく励みになった。

その年、ファーストステップの修了証をもらい、展示された。

それが写真を展示した、最初のことだった。




翌年は、組写真に応募した。

特選、入選を何度かした。

ワタベカメラさんには、組写真の考え方や組方などをみっちり教わった。

露出計を買ったのもワタベカメラさんのおすすめだった。

卸の価格で売ってくれた。

使い方も教わった。


このころから、ワタベカメラさんに出入りする常連の人たちとも

たくさん話をして、いろんなことを教わった。

皆さん、ベテランばかりなのに、何も知らない私をバカにもせず

針穴写真を純粋に楽しんでくれていた。

その中に、私にモノクロの現像とプリントと引き伸ばしを教えてくれている

栗原さんもいた。

栗原さんには、モノクロとカラーの考え方の違いや、構図、発見する力などを

いろんな場面で教わった。

今でも、一緒に撮影旅行に出かけている。


アサヒカメラで入選を繰り返したことで、針穴写真の第一人者、田所美恵子さんから

メールをいただいた。

田所さんと言ったら、あこがれの方で、その方から突然メールが来て

針穴写真を撮っている人との食事会があるから、来ないか?と誘われた。

そこに出かけて、生まれて初めて自分以外に針穴写真を撮っている人と

現実に出会うことができた。

その人たちとは、日本針穴写真協会を作った。


マックユーザーの私はMac Peopleという雑誌を毎月読んでいた。

そこに、yukiさんが執筆した海外の写真共有サイトFotologの使い方があった。

IDの撮り方から、写真のアップ、交流の仕方までを日本語で解説してあった。

それを見て、Fotologに登録してみた。

Up出来るものは、針穴写真しかない。

少しずつ、コメントが付き、世界中に窓が開いていくのを実感した。

世界のあちこちで針穴写真をやっている人と繋がっていった。

いろんなことを教わった。

日本の写真をやっている人たちと、仲良くなった。

彼らはたくさんの刺激と新しい感覚を私に教えてくれた。

その人たちとは、今も繋がっている。

FotologからFlickrに乗り換えたけれど、

あの時、Mac Peopleに記事がなかったら、写真で世界と繋がるなんて

想像もできなかった。




偶然から出会ったポラロイドのキット。

それを教えてくれた友人。

偶然見つけたHOLGAの改造のHP。

全くの偶然、飛び込んだワタベカメラさんとの出会い。

ワタベカメラさんで知り合った、多くの人。

針穴写真を取り上げてくれたアサヒカメラ。

アサヒカメラを見て連絡をくれた、田所さん。

Mac Peopleの記事。


いろんな偶然が転がるように次々と目の前に現れて、導かれた。

あっという間の月日だった。

気が付いたら、もう針穴写真と自分は切っても切れないことになっている。

今も、いつも、針穴写真のいろんな可能性に挑戦したいと考え、向き合っている。

大切なもので、大事なもの。

針穴写真を撮っていない自分など、想像もできない。

ここまで来たのは、本当に多くの人との出会いと、助けと、繋がりがあってこそ。

ひとつずつ、ひとりずつ、すべてを大事にしていきたい。

ありがとう、と伝えたい。

その中でも、ワタベカメラさんとの出会いがなければ、今の私はいなかった。

感謝してもしきれない、大切な人たちです。
by hariana_no_kokoro | 2001-01-09 14:59 | プロフィール | Trackback | Comments(0)


ほるちゃん(または、はりほるちゃん)



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ロールのフィルムで撮れる針穴カメラに改造した第一号!初号機。
フォーマットは6x6の正方形。
これで撮ることが一番多い。
一番安定していて、一番素直描写。一番の愛用機。



むにょ~ん


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ホルガの改造第二号!(最近あまり出動してませんが)
1台のカメラで2つの焦点距離のが撮れたらいいね~と、
針穴仲間一緒に改造した
(というよりもmocotoさんの考えと設計で言われるがまま工作した)。
ゴムのレンズフードは経年のため裂けてきていますが、
上からパーマセルテープを貼れば問題なし!
現在パーマセルテープで補強したまま使用してます。
焦点距離を伸ばした時に微妙にほるちゃんよりもボケる、
その味が好き。




リムジンホルガ



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ホルガの改造第三号!
とにかくパノラマが撮りたい!と
macotoさんにお願いして設計をしてもらい、言うがままに工作した。
フォーマットは6x18と、超パノラマ!
120のフィルム1本で4枚しか撮れません。
旅に行く時は必ず持って行きます。
これで撮ったポジを見ると、
広がり感、迫力が気持ちよくて、
プリントよりもポジを見せたくなる。



作例です。


ほるちゃん69ver.



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ホルガの改造第四号!
6x6の正方形にちょっと飽きて、長方形が撮りたくなり、
なおかつもっと広角にしたくて改造した。
ほるちゃんとどこが違うんだ?と思いますよね。
内側はこんな感じ(写真で分かるかなぁ?)


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ホルガの内側はフィルムを巻き上げるところ以外は
とにかくけずってけずって削りまくってあります。
フィルムとフィルムの間の目一杯がちょうど6x9の幅にぴったりです。
さらに裏ぶたの内側に薄い板を張り付けて、
フィルムをぐっと前に押し出す形にしてあるので
見た目より広角に撮れる。
ただし、フィルムを押し出しているため
巻き上げにすごく力がかかるので指などが痛くて
嫌になることがある。
おまけに最後の方はフィルムの裏紙の下の部分がめくれてしまうので
ダークバックなどを使ってフィルムを取りださなければならない
ちょっと面倒なやつになってますが、この広角っぷりが気持ちいいです。
周辺光量もガッツり落ちるよ。
珍しく全部自分で改造したので、ものすごく中が雑です。


ほるちゃん・むにょ~ん・69ver.の作例は、こちらの「PinHOLGA」を見てください。
それぞれ撮った年で分けてあります。



肝油ドロップ缶(兄弟)



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左の大きいのが空き缶カメラの第一号!
持っているすべてのカメラの中で、こいつが一番好き。
湾曲具合と画角、針穴もいい。
なんと言っても4x5の描写力はすごいです。粒子の滑らかさが心地よい。
この湾曲がその場の全てを包み抱え込むように撮れるところが本当に好き。


右の小さいのが大名刺サイズのシートフィルムが入る空き缶カメラ。
大名刺サイズはモノクロしかないです。
そして最近では滅多に売っているのを見かけていません。
生産終了になったという話は聞いてませんが
ひっそりこっそり終了になっている可能性もあります。



その他の空き缶カメラ


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この写真はごくごく一部。
缶がかわいい、おもしろそう、などなどの理由で
ガンガン空き缶が集まってくるようになると
いろいろ試してみますが、結局、湾曲具合、大きさなどで、
肝油ドロップ缶(兄)に勝てるのがない。
唯一、右側のヒルズ缶(ピンク)をたまに使うぐらいか。
印画紙のキャビネサイズで撮る時は
このヒルズ缶(ピンク)を使います。


4x5空き箱カメラ


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4x5の50枚入りの箱を改造。
元々フィルムが入っている箱なので、中は真っ黒で遮光性も十分。
そしてものすごい広角っぷり。
広角すぎるので“ふりふり棒”が必要。(後述)
三脚につけるために三脚穴が開いている細い棒を
ゴムで挟んでます。
この細い棒、三脚につけて二台のカメラを左右に装着する
そういう用途の棒です。
こいつの描写も好きなんだが、紙なので雨に弱いのが残念。
雨女なのでなかなか持ち出せません(苦笑)。


肝油ドロップ缶や他の空き缶カメラ、4x5空き箱カメラなど、4x5サイズの作例です。



ブレンダ



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Pinhole Blenderというアメリカ製のれっきとした売り物。
写真ではよくわからないかもしれませんが
穴が3つ開いてます。
1ショットは6x12~17です。その中に3つのモチーフを撮ります。
使い方は無限にあると言ってもいいくらい。
別々の場所で撮ってもいいし、一つの流れのようなものを撮るのもいいし。
私は映画のエンディングのように撮れたらいいな、と思いながら使っています。
でもすっごく頭を使うので1本撮ると疲れます。
しかも三脚つけていると「灰皿かと思った」「測量しているんですか?」
などと言われてしまいます。
見た目、ものすごく変ですが、撮れるものがいいんです。

アメリカのサイトは、こちら

日本で購入するならエーパワーで!


作例です



三脚いろいろ



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三脚は使いましょう。
面倒かもしれないけれど、三脚を使うか使わないかでは、
針穴写真をこの先も撮ってみようと
思うか思わないかの差が出るぐらい違いがあると思います。
もちろん、慣れてきたら三脚を敢えて使わない撮り方も
ありますよ。
で、三脚はいろいろ持ってます。
世の中には「三脚禁止」の場所もけっこうあるので、
小さいものやペットボトルの蓋につけるもの(左側のオレンジの)などは便利です。
別にでかい三脚じゃなくても、自分が撮りたい高さや固定したい場所に置けるなら
小さいものでも何でもいいと思います。
三脚の上に乗せるものが軽いので重たい三脚じゃなくてもいいけど、
風の強い日は三脚ごと倒れたりします(笑)。
三脚じゃなくても、せめて何かで固定して撮ることをおススメします。
手持ちもいいけど、一度は何かに固定して撮ってみてください。


露出計、その他便利グッズ



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露出計はポジを使うようになってすすめられて使い続けています。
このGOSSENのは軽くて使うボタン電池もコンビニや駅の売店でも売っている
汎用性の高いものなので、便利です。
ま、露出計で計らなくても、
勘や経験値でも大丈夫、といえば大丈夫ですが
ポジフィルムを使うなら露出計は持っていた方が良いと思います。
露出計じゃなくてもデジカメの数値で見てもいいし、
iPhoneにはアプリもあるのでそういうのでも全然OKです。
私はこれしか使ったことがないので他のことはわかりません。
このおかげで露光時間を外すことは、ほぼないです。

パーマセルテープはとにかく必需品。
ホルガは裏蓋がはずれることが多いので
外側から隙間に沿ってパーマセルテープで貼ります。
空き缶カメラもフィルムをセットしたら
缶の蓋に沿ってパーマセルテープをぐるっと一周。
ブレンダも蓋に沿って貼っておくのが安全。
パーマセルテープは剥がしても糊のべたべたが残らないのが
いいですね。
紙なので耐久性は低いけれど手で簡単にちぎれるも便利。

キーホルダーの水準器は
空き缶カメラで撮る時に乗せて使います。

メモ帳とペンは、撮った日付と露光時間をメモします。
そのメモは現像されたフィルムと一緒に保管します。



ふりふり棒



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モノクロの手焼きを経験したことがある人ならわかるかと思いますが、
覆い焼きを撮影時にするための物。
これを必ず使うのは、4x5空き箱カメラです。
ものすごくフィルム面と針穴の距離が薄いので、
針穴の真正面とフィルムの端では露光時間が
4絞り分くらいの差があります。
真正面の露光時間だけではフィルムの6割ぐらいは
真っ黒で露光時間が足りません。
端の露光時間にすると、フィルムの真ん中あたりが
露光オーバーで真っ白になってしまいます。
そこでこの「ふりふり棒」を針穴の前で振るのです。
ふりふりふりふり。
露光時間はフィルムの端での時間に合わせ、
その時間中ずっと振り続けます。
そうすると、真ん中も露光オーバーにならず、
フィルムの端までちゃんと写ります。
これさえあれば、どんな広角も怖くありませんよ!
ただし、撮影中の挙動不審っぷりは半端じゃありませんけどね(笑)。

黒いウレタンの薄いシートでピアノ線を挟んであります。
ピアノ線にはパーマセルテープを巻いてあります。
針金よりもピアノ線の方が、丈夫で揺れるので
振る動作が少なくてすみます。
でもピアノ線は普通のペンチじゃ切れないので、気をつけてください。
私は東急ハンズで買ってその場で切ってもらいました。



ダークバック



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持ち運びできる簡易暗室だと思ってください。
シートフィルムを空き缶や空き箱に装填する時、
自分で現像する時にフィルムを現像ボトルに詰める時、
フィルムの巻き上げがおかしい時、などなど、いろいろ使います。
Lサイズのものは現像の時に使い、Sサイズのものは持ち運び用です。
黒いので夏場は中が暑いです。
歩きながら空き缶にフィルムを入れていると、
不審者だと思われます(笑)。
by hariana_no_kokoro | 2001-01-07 10:28 | プロフィール | Comments(0)

針穴写真(ピンホール写真)を綴ります


by hariana_no_kokoro