へっぽこっぷり

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ワケあって昨夜、今まで撮った針穴写真の全てを引っ張り出し
プリントしたものとネガをチェックしました。
そのワケは、おいおい書くとして…。

というわけで、凹んでいます。
イヤ、もう、かなりの勢いで、ぺしゃんこ....って感じ。
風船に穴が開いて空気が抜けていく音が、自分の中から聞こえます。

ぷしゅ〜〜〜〜〜〜っ

好き、嫌いで分けたら、それほど凹まないけれど
もう1歩下がって客観的に見てみると
いい、悪いではなくて、
気持ちとか、主題とか、込めたいものとか、見せ方とか、
散漫だとか、色とか、粗さとか、荒さとか、方法、表現、……

自分の中で重きを置いておいたはずのものが、
蒸発するように消えてしまっているような感じがした。

その時その時の[思い]はちゃんと覚えているのに
その思いが写真の中に見つけられない。
思い出しながら見ればないこともないけれど、
それはあくまでも自分のその時の感情の記憶に頼っているだけだ。

最初に凹んで、ザッとしか全部に目を通せず。
熱いお茶を飲みながら、ベランダに出て風に当たる。
春の匂いと生々しい生命の息吹を含んだ風。
大好きな川が流れる景色。

気を取り直して、今度は目を逸らさず、丁寧に見る。
最初よりも客観的な気持ちを持つと、
自分の感情に囚われていた時は見えなかったものが、
ほんの少し見えてくる。
それが救いか。


写真はお台場。
お台場も実は意外と近所です。
もうすぐ新しい駅と道路と橋が開通するので、
そうするとさらに近所になってしまいます。

この写真。
個人的にかなり感情が入っていたんだけど、
今見ると、うーん・・・のような気もするし、
それでも何か残っているような気もする。
自分では判断できず。
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Commented by kazuyo at 2005-03-18 15:21 x
少し生意気なことを言えば、写真は生きているのだと思います。
だからその時の思いは残っていても思いが見えなくても、ある意味当然と言えば当然なのだと思うのです。
この前、コンテストの写真を本で見た時も、ネットで見たものと違う印象を受け、その時、何も感じなかった写真が、とても好きになったりしました。
日々生きて、生活している以上、感情や思いは同じにはならないと思います。
私はむしろ、そうやって、変わりゆく写真を撮れる貴女が素敵だと思います。だからこそそう感じるのではないですか?(勿論、私の視点としきはんさんの視点では違うとは思うのですが。)
Commented by goodapple at 2005-03-19 17:14
じわーっと少しずついいなぁと思えてくる写真ですね。
周辺光量の落ち具合もカップル?を引き立てて好きです。
こんな写真撮ってみたいな。
Commented by しきはん at 2005-03-22 16:23 x
>kazuyoさん
コメントありがとうございます。
写真は生き物って、すごく良くわかります。
見る人のその時その時の感情に左右されるし、写真自体も変化するような気もします。
同じ写真を見ても全く違う感想を抱く事も多いですものね。

>goodappleさん
ありがとう〜。そうですよねぇ、この四隅の落ち具合がカップルを目立たせていますよね。二人だけの世界って感じで。カップルは動かないのでいい被写体です〜(苦笑)
by hariana_no_kokoro | 2005-03-18 14:03 | ご近所針穴 | Trackback | Comments(3)

針穴写真(ピンホール写真)を綴ります


by しきはん
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