大糸線に乗ってきました。その4
2014年 05月 31日
さて、大糸線の針鉄の旅はこれでおしまい。
前日、糸魚川に宿泊をし、もう一度大糸線へ。
どうしても降りたかった駅、小滝駅に行くためです。
前日の海ノ口駅も良かったけど、大糸線の私の中の最強は、ここですね。
糸魚川では土砂降りの雨だったのに、トンネルを抜けたら、真っ白!
すごい勢いで雪が音もなくずんずんと降り続けてます。
ほるちゃん/FujiChrome Velvia ISO50/2分くらい
ホームに一人だけで降りて、列車の扉が閉まりゆっくりと走り出す。
雪が降るホームで見送り、テールランプが見えなくなって、
線路を伝わってくる音もどんどん小さくなり、やがて聞こえなくなる。
それからほんの少しの間が空いたあと、急に静寂という名の音に包まれます。
静かな無人駅が好きなのはこの瞬間。
あぁ、たまらんのです。
ほるちゃん/FujiChrome Velvia ISO50/2分くらい
雪が降ってくる音、融雪機械が水を撒くシュッシュッという音、
駅舎の屋根から積もった雪が落ちる音。
そういった音があっても、包み込むのは静寂。
それを心底堪能できた駅でした。
ほるちゃん/FujiChrome Velvia ISO50/2分くらい
このあと、糸魚川へ戻り北陸本線で直江津へ。
直江津から信越本線で長野へ。
長野からは篠ノ井線に乗りました。
次回は篠ノ井線の針鉄の旅。
でも、篠ノ井線は姨捨しか降りてないのです。
もう、雪いいってば、って感じよね(笑)。