ピンホール写真、針穴写真、どっちでもいいけど、
動くものを撮るのが苦手・・・と、言われてますけど、
まぁ、確かに、普通のカメラのように切り取ることはできないです。
でも、写真だから切り取らなければならない、わけではないと感じてます。
苦手と言われることは、逆にそれが特徴でもあるわけなのです。
特徴なら、デメリットではなくメリットになるのではないか。
そう考えて、走る電車の中から外の景色を撮ったり
船に乗って撮ったり、人混みの中で撮ったりしています。
そのなかで、人の動き、というのに挑戦し続けていて、
今回はちょっとデジタルのメリットを生かして撮ってみたのが
会員展に出したやつの1枚です。
OLYMPUS PEN EP-1/ISO800/3秒
人がゆっくり動いて、その動きに合わせて周りの空気がふわっと動く。
そんな感じを表現したくて撮りました。
多重でもなく、動画でもなく、それでも動きや流れ、
残り香のような残像、時間や衣摺れの音の余韻とか
そういうのを包み込むように針穴から流し込みたかったのです。
こういう感じを、スタジオじゃなく風景の中で撮りたいなぁと
チャンスがないかと狙ってますが、なかなか条件が揃わないですね。
さてさて、いよいよ今週末に初日が迫ってきました。
『写真アートTOKYO 2018』
伊東浩 遠藤優 熊谷正 杉本奈々重 多田英毅
永冨雪子 平野正志 山口規子 渡邉英昭 遠藤志岐子
会期:10月28日(日)〜11月3日(土)
時間:11:00〜19:00(初日は、13:00〜/最終日は15:00まで)
東京都千代田区六番町5-5
四ツ谷駅から徒歩10分弱
針穴写真は私だけですが、他の方々はみなさんプロの写真家さんです。
ぜひ、観にいらしてくださいね。
展示作品は全て購入することができます。
私はオリジナルマグネット、手のひらサイズのアクリルプリントや
小さな額に入れたものが多いですが、でかいのも展示します。
会員展に出したのも数点出しますよ。
私の在廊日は、
10月28日(日)、31日(水)、11月1日(木)、11月3日(土)の予定です。
初日は、15:00〜飲み物と軽食をお出しするオープニングパーティーをやっています。
誰でも参加できますので、お気軽にお越しください。